合宿終わる(一期一会を!)

7月28日(土)、29日(日)の2日間をかけた、今楽期の合宿が終わった。湘フィル始まって以来の、夏場の合宿だそうである。

今回の合宿は非常にメニューが豊富で、

1日目 午後は発声練習後、女声/男声に分かれての分奏練習と、並行して女声部のパート・ヴォイトレ、夜は全体での合奏練習、その後、懇親会

2日目 午前はドイツ語講座に始まり、発声練習、女声/テノール/バスでの分奏練習(男声はパート・ヴォイトレも含む)、午後は(まとめの)全体での合奏練習

というものであった。

これらを順調にこなして、有意義な合宿を終えた、と書ければハッピーだったのであろうが、終わりはやや重いものであった。 2日目午後のまとめの全体練習で、マエストロから、またお小言をいただいてしまった、というか、非常に重い課題(問題点)を、またしても認識させ(突きつけ?)られた。

一回目で決めきれない(言われればできるのに…)、一度なされた注意を忘れてしまう、自分がどのように歌いたいのかという意欲・意識が感じられない、指揮が見れていない(見るタイミングが違う)…所謂「湘フィル病症候群」が、まだ根絶されていないのだ。

重ねてマエストロからは、(残り12週ということを考えれば)一回、一回の練習、一曲、一曲の歌唱を、本番のつもりで臨むように、とのお言葉があった。

まさに一期一会である。本番は一回きり、やり直しはきかない。一度発せられた声(歌)は、もとには戻らないし変えられない。 各人がそれを肝に銘じて、これからの練習に臨まねば!

 

本番にむけてのステップアップの起点としたい、と思って臨んだ今回の合宿の終わりは、やや重いものになったが、少し見方を変えれば、課題(問題点)を突きつけられたのが、この時点であって良かったと思うし、その事は非常に意味があり、今回の合宿を有意義なものにしたと言えると思う。

あと12週。 団員個々人が主体的に、前向きに取り組む事で、きっと道は開ける、良い演奏ができると思う。

再度言う「一期一会を!」

 

 

 

 

 

 

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