集中力と緊張感

本番まであと2か月。いいものを作るためにはここからの練習の質、密度がとても大切ですね。合宿以後はどんどん通していく練習になっています。場面の切り替わりが頭に体に入っていないと、次にどんな音色でどんな勢いでどんなキャラクターでどんなテンポで歌うのか、出だしでつまずき、やり直しになってしまいます。今までやったことが1回目でできる。そういう意識は高まってきていると思いますが、もう一歩、気持ちに実質がついていくようにしたいですね。気合が入りすぎてもいけないし。1回目がクリアできると、どんどん次へ進めます。その連続が集中力を生み、練習に心地よい緊張感が漲ります。キズを治す練習に手こずっているとみんなの集中力が落ちてしまう。この違いはとても大きい!ベクトルが逆方向に開いていきます。その先にある本番がどうなるか・・・ぜひぜひいい方向にもっていきたいですね。なんというか、むちうたれてその気になるのでなく、むくむくと自分で立ち上がってがっちりしっかり歌いたい。その方が絶対楽しい。

練習の録音を聞いてみると、頭はともかく、語尾の子音がすごく弱いですね。t とかが全然聞こえなくて、これだけ人数がいるのに、とても腰砕けに聞こえてかっこ悪い。自分では言っているつもりなのですが、ほんとに足りないのですね。u が、ドッキリするくらい浅い”う”になっているところも多いし、みんなでもっと意識して直したいなと思いました。

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