湘南フィルの音は変わるのか?!

パウロの演奏は好評のようです。ホールの音響に助けられた部分もあったと思いますが、なかなか感動的だったとのこと、よかったですね!

さて、今週からはもう新しい期に切り替わり、新しい曲の練習に入りました。今期はしょっぱなから次への期待が高まります。まずヴォイストレーナーからは”自分の声を知ること”の勧めがありました。レコーダーを首から下げて録音し、自分の声がどれほどすばらし・・く、どれほど低かったりするのかを知る。そしてそこから自分の声を育てていく。これって結構しんどいですよね。これをやるとしばらく歌うのがいやになっちゃったりするのですけれど、自分の声が好きになるように奮起してがんばらなきゃと思いますよ、きっと。今が一番若いのですから、今からやらないといけません、とのことです。

マエストロはまだお疲れが取れないご様子でしたが、和音を作ること、和音の進み方について、ハーモニーディレクターを使ってていねいな講義がありました。150人の合唱団で、細かいピッチの音高調整を目指す!大変ですけれど、これをきちんとやっていかないときれいなブラームスはできないのですね。う~む、ほんとにみんなが耳を澄まして、自分の和音の中の役割を真剣に考えたら、湘南フィルの音は確実に変わる!いや~、すごいことです。折りしも、今年のクリコンの選曲はブストで、和音の感覚を養うにはぴったりかもしれません。楽典のお話はちょっとむずかしいですけれど、一応知識があれば充分で、自分たちの耳の性能を信じて、寄り添って歌う気持ちがあれば必ずいい音が出るはずです。なんだか楽しみになってきました。今季もみんなでいい演奏を目指しましょう!!

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