12月22日
今年最後の練習。今年はほんとに早かったです。合宿も、パウロの演奏会のことも、クリコンも、飛ぶように後ろに流れていく感じ。途中経過はほんとにくじけそうになるようなこともあるのだけれど、トリフォニーでのパウロは良かったし、クリコンも、アンケートの感想を読むと、みなさんとても楽しんでくださっているようで、ほっとしました。
遅々たる歩みのように思うこともあるけれど、マエストロの練習の密度とスピードはほんとにすごいので、ついていくだけじゃいけないのだけれど、くらいついていけばそれなりの結果がもたらされる、そんな気がしました。
あの、誤解のないように、口開いて待っていても大丈夫ということではないのです。言われてできることをいっぱい詰め込んでも、本当の力には、なかなかならないですよね。音取りではない、音楽づくりの進み始めたブラームスも、何も言われなければ棒読み状態。ドイツ語のイントネーションを歌に活かすためには、それなりに読めていなくてはならず、自分の勉強が必要ということになります。どんな和音が鳴っているのかもマークしておくといいですよね。そうやって、少しづつ手をかけ時間をかけ、愛情を注ぐと、練習はどんどん面白くなるに違いありません。いい練習ができ、力をつけて、次の演奏会を迎えられるようにしたいです。
この一年、稚拙な文章と繰り言にお付き合いいただいてありがとうございました。ちょっと偉そうに言っていることは、全部自分に言い聞かせていることです。山ほど反省もしています。。。みなさま、よいお年をお迎えください。
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