発展途上?

8月24日

今日も暑い! でも暑さにめげずに、さあ練習、練習~!

の筈が、私は、といえば先週ひいた夏風邪が治りきらずに、今日はとても歌える状態ではない(>_<)! おとなしく、じっくりと見学することとした。…いったいどんな音がしてるのか?…少し離れて見て(聴いて?)みることである。

今日は服部先生のご指導で、シューベルト・ミサ曲変イ長調の Credo の練習である。 何時ものように少しづつ、丁寧に、さらっていかれる。

大抵のミサ曲において、Credo は中核をなす楽章だと、私は思っている…信仰告白を内容とし、イエス・キリストの生誕から受難、そして復活についても語られる…それゆえ、どの作曲家もこの楽章の作曲には特に注力し、音楽も充実した、規模の大きな、「難曲」になることが多いと思うが、このシューベルトのミサにおいても、そのとおり、とても難しい(でも、とても充実した良い曲だと思う…私はCredo の練習が始まって、やっとこのミサ曲が好きになり始めた)。

もう何回か、マエストロ及び服部先生のご指導で、練習しているが、今日も、あちこち確認・復習をくりかえした。 今日、ずっと練習を聴いて得た感じを一口で言うと「まだまだだなぁ~」ということであろうか。 おおよその感じはみんな掴んでいるようだけれど、イマイチ、かっちり決まりきらない…和声にせよ、音程、リズム、ダイナミクス、テンポ、言葉、などなど…もう一段階も、二段階も、精度を上げる、というか身体に沁みこませる必要があるように思う。 その意味では「発展途上」段階である。

これからの練習では、それを念頭に置くとともに、もう一度、曲の全体像・構造、各楽章の意味、といったことを少し離れたところから眺めてみることも必要になってくる、と思う。 ひたすら自分のパートを一生懸命歌うことのみに捉われないで、他との関係、全体のなかでの位置づけ、といったことを見てみる・意識することで、いろいろ判って来て、次の段階に進む大きな足がかりとなるのではなかろうか?

もうすぐ9月。本番前5ヶ月時点となる。いろいろなイベントが控えているが、焦らず、かといってノンビリし過ぎずに、着実に精進して行きましょう! がんばりませう\(^o^)/

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