しゃきっと!

マエストロはオランダに忘れ物を取りに行かれたので・・・毎度マエストロがいない小話で始まります。そろそろ頭が寒いと、ダンディーな帽子を着用してのご登場。拍手で迎えられる服部先生でした。
さて練習はシューベルトのミサのBenedictus から Agnus dei にかけて。ここは前回、ぬるい!遅い!鋭く!しゃんと!の連呼だったところ。揃って出なくてはならないところは遅れるのに、出てはいけないところはフライングするという、なんとも流れに乗りにくいところではあります。何度も歌ったりCDを聞いたりして確実に覚えないと、不安があるうちはしゃきっと歌いだせないですね。ソリストと交互に歌い継いでいくところなので、フライング1回につき1万円のペナルティー宣言が出ました。このままでは団の財政が不正に潤ってしまいます。最後、125ページの145小節の前、新しく始めるためにちょっとだけ間をとる、という試みが、なんと今までの練習で一度も成功していないという魔のスポットもあります。なんでできないのでしょうね。うっかりなのか、理解していないのか、かわるがわる誰かしらが出てしまって、一緒の空気になれないのですよね。矢印だの縦線だの、いろいろカラフルにマークしてあるのに、マエストロがあきらめてしまったら悲しいので、なんとかがんばりたいです。
クリスマスコンサートの練習も始まっています。今年はいつもの2台ピアノのキャロルが、弦楽四重奏+ピアノという贅沢なバージョン。とても楽しみです。だんだん寒くなり、体も縮こまりがちですが、しゃきっと歌いましょう!

byM.A

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