お帰りなさい

オランダ、アムステルダム・コンセルトへボウでの演奏会を終えてマエストロが帰国された。同行の織田先生も、
カルミナのピアノで大活躍とのこと。日本と勝手の違うさまざまな演奏会へ向けての準備~オケの配置がリハーサルと本番で違っていたり、とんでもないところに合唱がいたり、というような困難の連続を乗り越えて、演奏会は大成功だったそうだ。若くてチャーミングなピアニストや、とてもいい声で気さくなバリトン歌手や、すばらしく上手なプロの合唱団との出会いなど、お土産話の数々を聞いているだけで、なぜかうれしい気持ちになってくる。幸せな出会いや貴重な経験を呼び寄せる力が、マエストロには備わっているのだなぁという気がする。一生懸命ついていけば、私たちにもきっといいことが待っているに違いない。
さて、練習はシューベルトのCredoから。出だしの子音、Cr を前に出す、と言えばくしゅくしゅざわざわするくらい不揃いではあるけれど思い切り子音が聞こえ、クレシェンドの指示があればぐわーと音量が上がる。言われないとできないというニュアンスとは少し違う、これだけコントロールができるという方向に移ってきたような感覚があった。こんな感じで歌えたらいいなという場面がいくつもあって、希望が湧く。本番までのカウントダウンカードはあと11回。
どんどんペースを上げていきたい。自信のあるところはやたらしっかり、音量もばっちりなのに、出のタイミングや音程に不安のあるところはおそるおそるで、その差が一目瞭然なのもわかりやすくて面白い。できないところがわかるのも、次へ進む大事なステップ。次はできるようになっていたい。
今日の発声の白井先生のひとことで心に留まったのは、発声練習もユニゾンの練習だと思って、もっと耳を使うといい、ということ。40分間ユニゾンを意識し続けたら、結構耳が鍛えられる。次回からぜひ!

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