遅刻して到着すると、白井先生によるⅠ番の練習中。若さと落ち着きと知性と低音の魅力が、絶妙にミックスブレンドされた若き指導者に、団内でもファンが多い白井先生。今年のTokyoCantatの若手合唱指揮者コンクールに予備審査を通過して出場するとのことです。隔年で行われるこのコンクール、何度か聴きに行ったことがありますが、なかなか興味深く面白いです。モデル合唱団相手に課題曲の指導と、初見の曲のレッスンをするのですが、当然のことながら、人によって全く違うレッスンの展開になります。ざっくり通して要所をさくっと直していく人、やたら発音に注文を付けて時間を使う人などなど。そもそもモデル合唱団がめちゃくちゃうまかったりするので、あれを更にどう料理するのか、惹きつけるレッスンができるのか、見ているだけで比べられてホントに面白かったです。応援にいこうかと思っています。
後半はマエストロによるⅣ番の練習。ピアノを外して歌う練習が最近増えています。緊張しますが勉強になりますね。他のいくつのパートが聞こえていますか?と質されて、う、せいぜい隣りかソプラノか、案外耳を使っていないものです。柔らかく長い息でフレーズをつなげる、コントロールする、のが理想ですが、あらぁ、いろんな音が魑魅魍魎のようにうごめいていたり・・・。合唱祭で歌うことになっているので、なんとかHowBeautifulに仕上げたいところです。でもいい曲ですね~♪みんなもそう思って歌っているのがなんとなくわかるので、ちゃんと聴き合って、息の合った温かい音楽にしたいです。
コメント
聞こうとすれば聞こえるのですねぇ。
ベースが聞こえると、何だかホッとします。
o(^▽^)o
白井先生が出場されるTokyo Cantat2014は、4月29日の10時から、勝どきの第一生命ホールで行われます。モデル合唱団のVocesArbosを相手に、初見演奏と課題演奏で最大6名のファイナル出場者を選考し、ロマン派・近現代作品のリハーサルと演奏で最終審査を行うとのことです。
是非とも入賞していただきたいですね。時間のある方は応援に行きませんか?