発声は白井先生。ひらりと手のひらを返すしなやかな動きがイメージに残ります。声の当てどころを押し上げずにくるりとかわしていく、男声のファルセットでも、芯が抜けずに強い響きのまま上下に自在に声が出せる、などなど。自分ではなかなかできませんが、イメージすることは大事で、響きがまとまったり音程がよくなったり、他のパートを聞いていると変わるのがわかります。斎藤先生にも毎回リアルなイメージで体の使い方を教えていただいているので、言われる通りやるだけでなく体が自分から反応するようにもっていきたいですね。
マエストロのフルタイムの練習は久しぶり。ドイツ・レクイエム7番は聴いても歌っても本当に名曲だなぁと思います。ここまで歌ってきて、りりしくパートソロをこなすのは体力いりますけどね。ノンブレスの指示が増えたので、うまく全体の流れを作り、あっぷあっぷしないように上手にカンニングしなくてはなりません。つい気持ちよく歌ってしまうとオケの動きにおいていかれたり、静寂の中ていねいに歌いだそうとすると i ya a ~ あれ?民謡になってしまったり、今週もいろいろありました。メンデルスゾーンの詩篇42も、たどたどしい6/4拍子がマエストロの手にかかるとたちまち流れ出すのがちょっと悔しかったです。言われればできるのに、ここで前へ行こうとみんなで思うだけで動き出すのに。自分から使えるエネルギーがまだまだたくさんあると思うので、どんどん自分から歌おう!!
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