精密な歯車

11月22日(土)

今日は、松村先生、織田先生、斎藤先生、白井先生は、合唱コンクール全国大会ご出場で、四国へご出張!
服部先生:ご指導、北野先生:ピアノ での練習であった。

まずは、ドイツ・レクイエム第三楽章のフーガ! ドイツ・レクイエムの曲は、どれも難しいけれど、その中でもこのフーガは特に難しく、前半の一大難所である。 歌うのに、肉体的にも精神的にも、多大のエネルギーを必要とする…皆、それを認識して、心して取り組んでいる(筈?)のだが、イマイチ、しっくり行かない…音程、リズム、アンサンブル等、ややアバウトで、何となく、それらしい音は出しているが、はまりきっていない感じ。リズムにしても、イン・テンポがキープできず、オケ(伴奏)と微妙にずれる。他パートとの関係に至っては、自分のパートを
歌うのに必死で、イマイチ見えていない、というか聴けて(捉え切れて)いない…何だかなぁ~…..😟
悪戦苦闘しているなか、服部先生から今日一番印象に残るコメントをいただいた。
「皆、精密な歯車と思おう…クオーツではなく、大きな機械時計を考えて…精密な歯車が、いっぱい、精密にかみ合って、大きなものが動いて…流れていく。 フーガのなかでも、良く見れば、パートどうしが、或いは声部とオケがカチッとかみ合って、全体が大きく流れていく。そういうイメージを持つこと。」
う~む、成る程~(納得!)。 もう一度、そういう目で、このフーガ(及び他の曲も)見直してみようと思う。

後半は、クリスマス・コンサートに向けて、「キャロルは流れる」他の練習。
もう、何回歌ってきたのだろう、新人さんはともかく、大部分の皆には、もう身についている筈の曲なのだけれど、毎回同じように「もっと楽しそうに、嬉しそうに!」とご注意を受ける…結局、自分が本当にその歌を歌って楽しい、嬉しいと感じないと、楽しそうに、嬉しそうには歌えないのだ!
この曲は、毎年、聴いてくださるお客様と一緒に歌うのだけれど、お客様は本当に、楽しそうに、嬉しそうに歌ってくださる…楽しんでみえる、喜んでみえるのが実感として感じられる。素晴らしいことである。
今年もあと2週間でクリスマス・コンサート! 例年に劣らぬ、楽しいコンサートにしたいと思う。

それが終わると、バタバタッと年末年始となり、年が明けると、アッという間に4月演奏会を迎えることになる。
モタモタとはしておられない! 気持引き締めなおして頑張ろ~う!

by Sham

コメント