ワンランクアップを

今年最後の練習。マエストロはインフルエンザでお休みでした。服部先生によるドイツ・レクイエム6番と7番の練習。どんな練習だったかはそれぞれの胸に聞いていただいて。練習後に簡単な納会が行われ、指導の先生方からひと言ずつお言葉を頂きました。
白井先生:初めてのドイツ・レクイエム。自分としてはまだ満足のいく歌になっていない。どのフレーズもどんなふうに歌いたいかが見通せているようになりたい。いい演奏ができるようにみなさん一緒にがんばりましょう。
織田先生:ドイツ・レクイエムはとても体力のいる曲なので、お正月はおせちもいいですがお肉を食べて体力をつけましょう。全体を通した時の力の配分なども必要です。練習はマエストロとの真剣勝負のような気持ちで臨んではいかがでしょう。同じことを言われたら負け、足りないと言われたら悔しいと思うくらいに。もっと充実した内容の練習ができると思います。いい本番を迎えられるように来年もよろしくお願いします。
服部先生:本番まであと3か月。練習は12回くらいですね。これを短いと思う人はここに出てきたときだけ練習しているひと。それ以外の時も言葉の確認をしたり音を確かめたりすることはいくらでもできます。そして練習にはもっと集中力が必要。マエストロは引出をたくさん持っているので、一度やったことをクリアしていけばもっといろいろな広がりができるはず。残りの時間を有効に使いましょう。
メモをしていなかったので、ニュアンスが若干違うかもしれませんが、穏やかな言葉の中に、現状からの脱却!が込められていると思います。みんなが集中すれば、もっと練習は前へ進む。本気になればできることがあるなら、今から本気になろう。

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