体に刷り込もう

指揮台後方に団長自ら作製の「エアコン風避けルーフ」が登場!(実は指揮台やチャリティーの献金箱、電子ピアノの部品入れケースなども団長の手作りなのです)マエストロが登壇すると、反響版付きのミニステージのよう。実際反響版効果はあったのか、気のせいだったのかわかりませんが、練習は快調に進みました。やっぱりマエストロが音楽を運んでいく力はすごいです。
冒頭のKyrieからスタート。弱音の準備や終わりの音の支えなど、丁寧に歌っていくのですが、フォルテの場面など勢いがついてくると、語尾が景気よく盛大に鳴っていたりします。グロリア!グロリア!発音は開いているし蹴飛ばしているようで、後で録音を聞いてあちゃ~、やってしまった・・という感じでした。歯切れよく駆け上がっていく練習でしたけれど、楽譜に注意も書いてあるし、何度か練習したことは言われなくてもちゃんとやりたいですね。よその言葉が身に付くのはなかなか大変です。
難所のCredoの速いフーガも、ついつい歌ってしまうので、かなり抑えたつもりなのですが、うまくコントロールできているかどうかは疑問。こんなにふがふが歌っていいのかなと思いながら、はっきりうたうはずのテーマで出遅れてしまったり。ソロやオケも含めた音楽の動きが目に入りやすいように、小節線を縦に線を引くというマエストロお勧めの方法はいいかもしれません。よれよれ線を引いているとフリーハンドはダメ!ちゃんと定規で引いてねとすかさずご注意がありドッキリ。抜き打ちの楽譜検査?とても人様にお見せできるような楽譜じゃありません。
見渡せる楽譜がみやすくきれいなこと、楽譜にかじりついてしまわず、上手に顔をあげられること、必要なところは覚えて歌うこと。そんなことができてくると歌う集中力が格段にアップします。そういう人が増えたら、演奏は数倍よくなると思います。来週は合宿。みっちり練習して体に音楽を入れましょう。楽しみな時間ですね。暑いですから体調を崩さないように元気に合宿にいらしてください。

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