声を合わせる

いよいよ残すところあと2回。連休の午後の時間をたっぷりと使って贅沢な練習でした。マエストロの練習は穏やかでていねいで、これだけ時間をかけて歌い込んできましたが、やっぱり合唱はみんなの声を合わせること、同じことをするために気持ちを合わせることに尽きる、という気がしました。どんなに高い音でも、どれだけのフォルテッシモでも、ありったけの筋肉を使っても、それは決して力技ではなく、しなやかで自然な流れのエネルギーに向かう。140人の合唱団が作り出すピアニシモの緊張感がうまく表現できたら、ちょっとぞくっとしますよね。やることはたくさんあるのですが、集中しているときは頭が冴え冴えとしていて、次々とそれを繰り出していくことがとても楽しい。そんな本番を迎えたいと思います。それにしても10月というのに真夏のような暑さ。広くはない会場はひしめき合う団員の熱気が満ちていました。季節の変わり目、体調を崩しませんように。

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