自分から歌おう

本番前最後の練習はさくらプラザのホール。いつもと条件が変わるといつも通りのことができないことがあります。
ぼ~っとしているとマエストロのきびきびと快速なテンポについて行けず、乗り遅れ気味。響きの多い会場ではピアノの音や誰かが歌い出すのを待っていたらずれずれになってしまいますね。いつものことですが、オケの音はピアノのようにはっきり拍がわかりにくいですし、マエストロも懇切丁寧に“わさび”とか息を吸うジェスチャーとか切り際の指示とか構っていただくわけにいきません。ちゃんと指揮を見ていれば、どこで何をするかたくさんの情報が目に映ります。(言葉も一緒に口を動かしてくださるとか・・・)でも、何かを待っていては客席に届く音楽は発信できないと思います。ここはこう歌いたいという気持ちがみな一緒になって、マエストロの後ろにいるお客様に飛んでいく。
ついていくだけでは一体感は生まれない。マエストロもオーケストラもソリストも合唱も、みんなで向かっていく、進んでいく音楽にしたいですね。これまで積み重ねてきたものは、ちゃんとみんなの中にあるはずなので、自分を信じて仲間を信じていい歌を歌いたいです。あと2日。不安なところはもう一度楽譜を見直して、すっきり集中して本番を迎えましょう。きっとうまくいく!

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