リズム読みの勧め

先週の練習日記が今週の当日になってしまいました。今日もきっと讃歌7番の練習ですね。先週はあちこち音が取れていなかったり言葉が言えていなかったりリズムがあいまいだったり、要するにできてないところが多くて混沌としていました。次に出す音がわからなくては声が出せないし、音がわかっていても言葉が言えないともごもごしてしまいますから当然です。ここで有効なのがリズム読み。練習時間にマエストロにやっていただくのももったいない気がしますが、こんな単純な作業でも、1,2回やっただけでかなり交通整理ができてすっきりしてきます。自分で声に出して読むということの効果はあなどれません。家で楽譜を開けないというお忙しい方にこそおすすめかも。自主練習に出られなくても、リズム読みができていれば、周りの方の声をちょっと聴いて音を確かめたら次は一緒に歌えます。一夜漬けを推奨するわけでは決してありませんが、おろおろしながら冷汗かきかき時間を過ごすより、立ち直りが早くて練習が楽しめるし有効だと思います。CD聴くだけでも違いますよね。と、自分に言い聞かせている私です。音取りの時期に次に歌うことのイメージができていないのは本当につらいので、なにかしら手を打ってきましょう。練習がぐっと楽しくなります。今日も楽しく!!

コメント

  1. たのじ より:

     リズム読みの重要性については、松村先生が監修した「必ず役立つ合唱の本(教会音楽編)」の第1章・教会音楽の基礎知識に、次のように強調されていますね。『まず正確に発音できるように音読することから始めて、つぎに曲のリズムに合わせて読む(リズム読み)練習をします。プロの音楽家でも、他国の原語の曲を歌う場合に必ずやる練習方法です。これができるようになれば、7合目まできたも同然です。』