第28回演奏会、終了しました。無事に、と言えるのは2週間後、皆さんが元気でいないといけないのですが、1年の延期を経てようやくここまでたどり着きました。オーケストラと共にホールで味わう響き、第一声で震えが来ました。感無量です。お世話になったたくさんの皆様にとにかく感謝!感謝!感謝です!!歌えてよかった、本当にありがとうございました。
長かったような、夢中で駆け抜けてきたような、とても不思議な感覚です。コロナ禍での演奏会、しかも合唱団もオーケストラも大型で、練習は継続できるのか、合唱団を維持できるのか、会場は使えるのか、感染者を出さないためにはどうしたらよいか、途方もない課題が立ちはだかっていました。そのひとつひとつに手探りで取り組んでいくのはとても大変なことでしたが、得難い経験でもあったのだと思います。
最初の緊急事態宣言の後、再開にあたって練習に参加するためのルールを決めました。熱のある時、体調に不安のある時は参加しないこと。それを団員の皆さんがきちんと理解し実践してくださいました。ルールを守り直前になってオンステを断念した方もいらっしゃいました。ここまで練習を重ねてきてどんなに残念だったことでしょう。でもそれが団を守り演奏会の開催につながったのだと感じています。胸が痛くなるほど辛いけれど、本当にありがたいことです。試練はきっと次への力になるに違いありません。コロナへの対応は、ある意味私たちを鍛えてくれたのかもしれません。次の目標に向かって、またみんなで歩みを進めていきたいと思います。ありがとうございました。
コメント