甘かった

9月25日 ブラームス ドイツレクイェム3番 フーガ 磯子公会堂
 
 前回に引き続き、今日もはじめての会場。いつも会場を探してくださる方には本当に感謝だ。白と黒の落ち着いた色調の会場で、じっくりと大フーガに取り組む。……はずが、遅めのテンポに我慢できず、走る走る!神様に守られている、という内容の歌詞なのに、全然守られていることに気づかずもう必死。何度か歌ってようやく我に返った。音が取れていないところも目立ち、1パートだけで歌っている時もいろんな音が聞こえてきた。音取りを徹底してくださったので、だんだん直ってはいったが。全くいろんな落とし穴があるものだ。リモートでいくらでも練習できるといい気になっていたが甘かった。
 今日も2パートずついろんな組み合わせで歌う。その組み合わせによって、ガラリと雰囲気が変わる。こんなフレーズ、こんな音色が隠れていたのか、とまるで宝探しみたいだ。
 さて、今日の練習で個人的に印象に残ったのがベースのメロディ。このフーガの基音となるDの音の連続と下降音階はベースの面目躍如でかっこいい。こういうのが、ベースの醍醐味だなあ、と思いながら聴いていた。上3パートを支えてくださっているんですね。(音楽上です。念の為。)
 来週は緊急事態期間も終わり、練習に来られる人がきっと増えるだろう。皆でリアルに合唱する至福の時間を大切にして楽しみたい。3DM

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