音楽は人生だ

10月24日 ドイツレクイェム4番・3番 港南公会堂

 今日は発声でカデンツを歌った。普通のカデンツのあと、短調のカデンツにする。内声を半音下げただけで響きが短調に変わる。こういうのを性格音という、と教えていただいた。おもしろい。人間でもありそうな気がする。示唆に富む言葉だ。その半音下げた、フラットになる音を高めにとり、明るく歌うと西欧風になるという。味覚は日本人で秋は秋刀魚や栗が食べたくなるが、音は高めにとろうと決心する。
 4番を細かく分けて最後まで練習した。何ヶ所か一拍ずつ止めて音を確認していった。和音のイメージが刻々と変わる。着地の前の和音が1番緊張感があり、これで次の和音の性格が決まる、という話が印象に残った。性格音とか、着地の前の緊張感とか、今日は音楽を通して人生訓を聞いているようだった。全員で耳を澄ましながら和音を作り上げる一体感が気持ちよかった。
 それにしても先生の指揮、特に左手の動きは美しい。親指を立てたり、輪にしたり、開いたり。腕を横に伸ばしたり縦に伸ばしたり。その動きにつられて魔法にかかったように声が出てしまう気がする。気がするだけじゃなくて、ちゃんと正確に出さなければいけないですね!3DM

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