5月7日(土)ブラームス ドイツレクイェム4〜7・1番 港南公会堂
ここに来て他のパートとの関係性はもちろん、オーケストラやソロとの関係性も楽しめる余裕が合唱に出てきた気がする。5番で女声はソロが歌っている中で出るのでアウフタクトの出だしは男声と違いインテンポで。6番の最後のzu nehmen Preis und は弦楽器やティンパニの音量と同等に。弦楽器の弓の動きに合唱も乗る。そういう先生の指摘に対し、皆すぐに具体的なイメージができ、反応できるようになってきたのではないか。7番で八分音符分テノールがずれて歌うようなところはオーケストラがよく聴いている、よく聴いて出ている、と言われたが、こちらももっとオケを意識して歌わなければいけないなあと思った。特に5番はソロとの掛け合いになるので、自然とソロやオケをよく聴くようになるが、私はソプラノのソロを誘導するようなチェロと、天上から不意に聞こえてくるようなフルートが好きだ。
オケといえば、1番ではヴァイオリンと華やかな管楽器が使われていない。ブラームスがどれほど静謐な音を求めたかがわかる。そのブラームスの世界観に合わせて私たちも歌いたい。と書くのは容易いが、歌うのはなんと難しいことか!でも次回から2週連続で土日両日練習。きっと格段にうまくなりますよね!3DM
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