5月4日(水)ラインベルガー スターバトマーテル全曲、 ブラームス ドイツレクイェム 1〜4番 港南公会堂
たった1音、1つのブレスがうまくいかなくても、指揮を止めて徹底してやり直す練習が続く。ワンブレスで歌う所、ノンブレスでつなぐ所、一斉にブレスをする息遣い、ブレスをしてはいけない空白……。いつもどうやって呼吸していたのかと思うほどだ。音程もリズムも支えられたいい声も、呼吸に依存しているということが今更ながらよくわかる。ラインベルガーは単純だからこそ細部を正確に歌わないとあらが目立つ。全体が一緒に動く、という言葉があったが、4パート150人近くが1つの有機体のように呼吸して歌い、全体でピターッと合ったらどんなにすばらしい演奏になるだろう。
ブラームスは3番のフーガといい、4番といい、テンポが合わない。加速し、攻め続けるテンポに乗り遅れ、落ち着いたテンポだと先走る。何度もやり直しているうちに、指揮を見ているのにずれている気がして混乱する。どこで次の拍に行くのか。タクトが上に行って下に降り始めたところか。右に行って左に戻しかけたところか。左に行って右に戻りかけたところか。下に行って上に上がり始めたところか。いやいやそれはラインベルガーの最後だ!
いよいよ本番1ヶ月前。5月は土日連続の練習が2週も続くなど、怒涛のスケジュール。体調を整え、ブレスを整え、テンポを整え頑張ろう。どうか先生方も腰痛や腱鞘炎にならないよう、お身体ご自愛ください!3DM
コメント
>全体が一緒に動く
これができていなくて「ごちゃごちゃ」「もわもわ」した感じ、
指揮打点とズレズレで、もどかしい感じ(特に3番フーガの後乗り)、
自分と指揮者の1対1じゃなくて、全体の一体感が必要な感じ、
…動画を見たら、一発でわかります!
「やっている」気になっているだけなんだ…
と、よくよくわかりました。
練習に出席した上で動画チェックすると、合点がいきます。
そして、暗譜の必要性がものすごくわかります。
>4パート150人近くが1つの有機体のように呼吸して歌い、全体でピターッと合ったら
動画見て、足りていない部分を実感して、暗譜して・指揮を見て・耳を開いて一体になれば、きっとできる!!
いや、やる!!
自己満足ではない「演奏」を、「発表会」じゃない「演奏」を、したいです。