7月8日(土) バッハ マタイ受難曲 62・63b・54・46・44・40・37・32・25・17番 港南公会堂
63b以外はすべてコラール。最後の62番から順番に戻っていった。楽譜に強弱や目標にする音などを書き込んでいく。まずは出だしと着地の練習。振り子の機能で息を吸って入る出だしと、支えて安定して収める着地。どちらも先生が良い例、悪い例をユーモアたっぷりの身振りで示してくださった。次は子音。これも子音を発音する時の口の中を手を使って解説し、62番のkraftのkやPeinのPを練習した。
pの様々な歌い方、小節をまたいだ同じ音の強調、八分音符のニュアンス、前の曲との関連性。これらが今日一貫していた注意だった。どれもシンプルなコラールを豊かに色づけしていく大切な要素だと思う。でも、そうやって自在に歌うためには乗り越えるべき課題がたくさんある、と今日痛感した。
どうやって息を整えるか、どうやって歌詞を覚えるかも私にとっては超難題。カウントダウンボードの数字が刻々と減っていく中、コラールの課題はまだまだ続く。3DM
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