8月11日(金・祝)港南公会堂 マタイ受難曲 66b、67、68、1、3、4b、4d、9b、9e、10、15
7/30から始まった通し練習、結局3週間かかりました。でもこの3回の練習でだいぶ今までの練習が凝縮されたような気がします。ズレ幅が小さくなったし、修正時間が短くなりました。(あ、時間的なことだけでなくもちろん内容も。)港南公会堂のようなわんわんする会場はグダグダになりやすいのですが、かなり踏みとどまっている感じがあります。勢いやスピード感のある曲は、切り返しのきっかけを逃さないようにするだけで、リズムのかみ合わせもうまくいきそうですね。顔を上げれば、身を乗り出すように振っているマエストロが目に入るので、ばっちり合うはず。
さて通し練習1周終わって1番に戻りました。あの前奏が始まると、いよいよマタイが始まる、という何とも言えない緊張感が張り詰めてくるのですが、だんだん重たくなってくると現実に引き戻されます。途中でずれそうなのに、なんとか最後につじつまを合わせるパターンが得意ではありますが、1曲目に危機を迎えないように修正したいですね。十字架を引きずっているけれど、3拍子のパルスが続いている、このバランスがぴったり体に入るとうまくいくのかもしれません。
11日に続き、13日も飛び石強化練習があります。2周目はもっと濃く、いろいろなことができるようになりたいですね。音量を落としたときの語感の強さも要になりそうですし、コラールの達人も目指していたはず。夏の疲れも出る頃ですが、体力をつけて、濃い練習を楽しみましょう。
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