2024.1.8(月・祝)神奈川公会堂 ハイドン「四季」2番、6番、8番、9番、22番
2024年の初練習は「秋」からとの予告でしたが、まずは新春、「春」の復習から。今期のテーマである、’ドイツ語をはっきりと届けるためのクリアな子音の捌き方’を改めてさらいました。マエストロのゆるぎない信念を感じる練習。今までと違うので戸惑いはあるかもしれませんが、だまされたと思って(?)いえいえ信じてついていきましょう。ちょっとの修正で直るので、だいぶ慣れてきているように思いました。ただ、タイミングが合ってきたとしても、これは序の口、第1段階ですね。自分ではできているつもりでも聞こえなくては仕方ありません。子音をしっかり飛ばすのが第2段階で、こちらの方が難しいかもしれません。私の場合、ドヤ顔をするくらい気合を入れておかないとできないので、結構エネルギーが要ります。コロナの時期は、前の人の後頭部につばをとばすなんて、考えてもいけないことでしたが、今はまぁ、ほどほどそこそこにはできると思うので、がんばらなくちゃ。
いよいよ「秋」にも取り掛かりました。この先、狩人たちの酒盛りの大騒ぎやら楽しい場面が展開されるのですが、耳慣れないドイツ語、そしてもちろん子音もてんこ盛りなので、おっ楽しみに。
練習の後は新年会。90人余りがぞろぞろと中華街へ繰り出しました。新成人の皆さんの賑わいにも負けないくらい、私たちも盛り上がりましたね。おいしいお料理を前におしゃべりも弾み、みんなの笑顔がほころんでいるのが本当に久しぶりで、しあわせな気持ちになりました。新年早々、大地震もあり、航空機事故もありましたので、なかなかお祝い気分にもなれませんでした。自分たちにできることはなにかないだろうかと思っても募金くらいしか思いつきません。直接力になれることは難しいかもしれないけれど、ハーモニーやアンサンブルを創っていこうとする合唱人は、困難な場面に直面した時、きっと助け合ったり支え合ったり、困った人に寄り添ってその場を元気にして行けるのだろうと思うのです。いい音楽を求めて練習に励むことも、きっと世の中の役に立つような気がします。今年もいい演奏ができるように、力を合わせていきましょう。よろしくお願いします。
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