3月9日(土)ハイドン 四季 41番 保土ヶ谷公会堂
最近湘フィルで頻繁に起こる現象。音が合っていなくても、最後の子音だけはぴたりと合ってやけにはっきり聞こえてくること。今日もそういう箇所がたくさんあった。いろんなところからtッ、s、と聞こえてきた。さすがに子音への意識が団全体に浸透してきたのだろう。私もちょっとだけ滑舌が良くなった気がする。
初めての曲なので発音を確認し、リズム読み、パート練習、全体練習と、先週と同じく着実に1フレーズずつ進む。1、2コーラス両方歌うので、同じリズムで音と言葉が異なる旋律を5回繰り返す。これが難しい。難しそうに見えないのに難しい。他のパートの練習中に必死に口を動かして発音と音程のイメージトレーニング。自分のパートの番が来て何とか歌えたり間違えたり。
後半はフーガ。モーツァルトのハ短調ミサのオザンナにどことなく似ている躍動的で歯切れの良いフーガだ。メリスマもあってうれしい。帰りに一緒だった人が、メリスマが大好きだから楽しかったわ、と言っていた。私も大好き。このくらいの長さだったらテンポが上がったらワンブレスでいけるだろうか。歌詞は何だか観念的でとってつけたようでよくわからないけれど、ハイドンの快活な曲のおかげで楽しく歌える。でも今日は楽譜にかじりついて必死で歌っていたので消化不良気味だった。早く指揮を見ながら余裕を持って歌えるようになろう。テーマを際立たせ、メリスマを軽々と歌えるようになろう。ていうか、4月6日までに何とかしないといけないんですよね!3DM
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