ピアニストの急な欠席で、ダニエル・陽介・服部氏による弾き振りの練習になった。クリコンの練習をはさんで久しぶりの Te Deum はなかなかスリリング。1コーラス、2コーラス、男声、女声、外声、内声、さまざまの組み合わせで、記憶の糸をたぐりよせていく。不自由かと思いきや、テーマの歌い継ぎや他のパートとの関係などをていねいになぞることができて、なかなか面白い練習だった。とはいえ、ピアノをはずして8声をいっせいに野に放つと、どこがどういう関係やら、どの音を聞いたらよいやら、の騒ぎではなく、野生の咆哮的音の放射・・・エネルギーは素晴らしいが少々まとまりに欠けるシロモノ。7月の本番までには、余裕を持ってもっと知性の感じられる演奏に仕上げたい。もう少し要領がつかめればもっと楽しめそうな気がしてきた。楽しみです!
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