正しい音で荒れ狂う

いよいよやってきました38番。ここですよ!そうですね!という忘れがたい記憶は、今を去ること17年前、1995年のパウロの演奏会の時でした。オーケストラのジャン!を聞いて一斉に叫び始めるはずだった民衆が、なんのはずみか足並みが乱れてぐじゃぐじゃに。テノール(の服部先生)が次の第一声をしっかり発してくださったので、民衆もオケもそこから気を取り直して再び叫び始めたのでした。長い長い身も凍る時間だったのですが、あとで聞いてみたらたったの2小節のできごと。いや~長く感じましたね~。格別難しいところではなく、練習でも一度もそんな事故が起きたことはなかったのですが、本番って何が起こるかわからないですね。

160人の強みと弱み。みんながそろえば表情や効果はとても大きくなるけれど、そうじゃないときはとても大変、効果は半減・・どころかぐちゃぐちゃになりかねないですね。あの頃より確か30人くらいは人数が増えているはず。早口言葉を音程も言葉もそろえるのは大変だけれど、せっかくの人数を強力な武器にしたいですね。冗談じゃなく一日10回言ってから寝るといいかも。うなされるかなぁ。

 

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