このところヴォイストレーニングはもっぱら息の使い方の特訓です。ドイツ・レクイエムを歌っているとそれがいかに大事かということがよくわかりますね。Ⅰ番に戻り、2拍子で感じて歌うという練習が始まりました。声のつながりとかフレーズを粘る感じとか、4つに振られるより息がコントロールしやすいように思います。加速したり戻したり、松葉の強弱の表現など、息が使えないと全然うまくいきません。2拍子でとるということは、大人扱いされたと思ってほしいとこと。余裕のある歌い方ができる、ということらしいのですが、周りを見回すと、自分を含めてもう十分に大人・・・。歌うことに関してはまだまだ未熟な私たちは、息の使い方トレーニングに精を出さなくてはなりません。デリケートに入って鋼のような響きを!などという要求に応えられるような力をつけたいじゃありませんか。PPよりも光り方が強いPとか、涼しい顔してやってのけたいですよね。見えないところにある筋肉を鍛えるのは、なかなか難しいのですが、続けていればきっと成果があらわれるはず。大人の音楽目指して日々トレーニングに励みましょう。
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