発声指導は白井先生。女声はパリの貴婦人のように、男声は女性を口説くイタリア紳士のように~生真面目に声を出すだけでなく、動きや伸びやかさや揺れるような感じをプラスすると、響きがよくなる。歌が心を動かすのはそういうこと菜のかなぁと思います。斎藤先生がしばらく続けられた腹筋の働きもかなり意識するようになったのですが、それがいろいろな表現に活かされるようにしたいですね。
颯爽と登場したのに声の出ないマエストロ!かなりかすれた声で、声帯結節やポリープなどを心配しましたが、練習はお休みすることなくきびきびと進みます。入り口が大事、準備をしっかり、引っ張りきる、針の穴を通す、というような説明はすべてBodyLanguageで表現。パントマイムのショーのようで、わかりやすいことこのうえなく、合唱団の声がどんどん変わっていきます。レガートでかつインテンポで流れを作ること、流れの中でもちゃんとハーモニーを感じて色をかえていくことなど、いつも以上の集中力で、4番と3番の練習は滞りなく終了しました。たっぷり歌えた気分。マエストロ、お大事に。
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