メンデルスゾーンの詩篇7番、難しいですね。アバウトなソルフェージュで臨むと、よろけたりけつまずいたり、よれよれしてしまいます。しかも低声部は歌詞がふっていないので、目が泳いでいたりするとなおさら音がどこかへ行ってしまいます。もちろん手書きで歌詞をつけましたが、きれいに活字でプリントしたものを貼りつけている方がいて、とても読みやすそう。やっぱり手をかけるとそれだけのことはあるはずです。一週間放っておかずに、みっちり復習すると差が出るでしょうね~。がんばらねば。
女声の3番の分奏は白井先生。その調の和音の中心になる音に確実に戻ってくること、短3度の高さをきっちり取ること、行きたい音に忠実にもどっていくと言葉のイントネーションに自然につながっていくことなど、てきぱきと歯切れのいいご指導でした。ベースの低音の魅力から裏声というかファルセットの高音まで自在な音域に、つい聞き惚れてしまいます。ファルセットといってもぴんと芯のある響きの強い声なのが不思議。こんなにコントロールできたら気持ちいいですね。
マエストロはご多忙な8月。コンクールの会場からかけつけてくださり、最後の40分ほどドイツレクイエムの7番を歌いました。聞かせどころのパートソロ、もっと輝かしく磨きをかけたいです。やっぱり名曲ですね~
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