とうとう最後の練習になりました。日曜日の午後、いつもの倍の時間を取っての練習でしたが、あっというまに終わってしまいました。発音よりも音程、音量よりも音程、演奏会成功のカギは正しい音程にあり。筋肉の引き上げ方や、フレーズの終わりの支え方など、最初から最後まで気を抜かずに歌い通すことができるかどうか。集中力の勝負です。力んだり硬くなったりせずに、美しい音楽を奏でるための緊張感を保ちたいですね。先週、マエストロの手から金色の糸が出ているのが見えるようだと書きましたが、斎藤先生は、私たちひとりひとりが糸を出してマエストロに紡いでいただくのだとおっしゃっていて、本当にその通りだと思いました。要所で顔を上げるというのも必然必須になるわけです。オーケストラが入ればテンションも上がり、いい効果が期待できると思いますが、今まで創り上げてきたことのひとつひとつを、冷静にコントロールできるようにしたいです。年度の変わり目でお忙しい方もいるでしょうし、気温の変化もめまぐるしいので、風邪などひかないようにしましょうね。
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