骨格を作る

テンポ感を安定させるのは、それぞれの歩く速さだったり心拍数のようなものに近かったりするので、なかなか大変な作業だと思う。リズム読みとか自分の歌うリズムを手でたたくとか、やってみると微妙にずれたり、前につんのめっていたり、ばらけているのがわかる。わかったところでどうするか、もちろん各自で意識して直していくしかないのだけれど、この根気のいる矯正作業も、4パートがそれぞれ自分のテーマの形をきっちりファンファーレのように鳴らしていくことで曲が立体的になると思えばやる気が違ってくる。練習の中で、いろいろなポイントが見えてくるのは楽しい。混沌の中からだんだん島ができていくような・・・ちょっと気が遠くなるような話ですが、細かい子音のリズムも全部鮮やかにビシバシ入って気持ちよく歌えるようになりたい。本番まででなく、できるだけ早くたくさん楽しめるといいな。

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