先週に引き続き、ダブルコーラスを左右対称に配置。いつもと違う見晴らし、隣から聞こえてくるのも、いつもと違う華やかな響き、なかなか新鮮です。1,3,5の自分はどの役割か、バランスの大小はどうか、自分以外の音がいくつ聞こえているか、いろいろ耳を使い、神経を使うと、和音が整ってきれいな響きができてくる。不安定な音からきれいなハ長調への転調、憐れみたまえ・・・の後に光が差し込むように展開するホ長調の響き~信心が薄くても、心洗われるような気分になれる。いや~、テデウムうまくできてますねぇ♪大人数でざわざわ歌ってしまってはこの魅力は味わえない。自分の音より周りの音をよく聴く、音量のコントロールができる余裕がほしいですね。これはますます楽しみになってきました。
今週からクリスマスコンサートのための延長練習がスタート。本日はラシーヌの雅歌のフランス語の手ほどきから。鼻母音のいろいろ、a は態度の悪い中学生が発する”あぁん?” o はらくだのような顔で鼻の下を思い切り伸ばす、もうひとつのo は横柄なお父さんの”おい、お茶”、e は”ちょっとねえちゃん” マエストロの繰り出すたとえは、みんながらの悪いフランス人で(マエストロうますぎ~!)、むずかしいけどイメージはばっちり。いつもなんちゃってフランス語だけど、うまく雰囲気が出るといいですね。次回もお楽しみに。
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