まだまだ粘る

昨日の練習に続き、今日も茅ヶ崎市民文化会館のホールでの練習。ここへきて、なぜ私たちが荒くれ悪人役がうまくて、穏やかなコラールや気高い人の役が苦手なのか、そのわけが判明しました。『音楽を運んでいく息の力が足りない』 瞬発力で歌うものはできるのだけれど、音がすぐに失速してしまうので、音をつないでいくレガートが歌えない。ホールのように大きな会場に来ると、それが顕著になってしまう、ということなのでした。なので、どの曲も音の後半をクレシェンドすることが義務付けられ、それを実行すればかろうじて音がつながって聞こえるというところまで持ってきました。かなりクレシェンドしてやっと平らになる。大変ですけれど、今日やったことを本番で実現できるように、ありったけの体力を振りしぼり、歌を愛する心で包んで音を届けましょう。

あとは要所要所で顔が上がれば、テンポの乗り方やアンサンブルがかなり合ってくるので、うまくいくところが増えてきます。あと1回の練習とオケ合わせまでに、まだ時間はあります。まだまだ粘っていろいろなことをみんなで一緒にできるようにしたいですね。この大曲をみんなで作り上げる喜びをたっぷり味わいたいです。楽器が入ってまたがらりと違う世界になり、さらに豊かに歌える、来週再来週は楽しみがいっぱいです。体調を崩さないようにして、まだまだ粘りましょう!

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