お疲れさまでした~ パウロ終わってしまいました。いい曲でしたね~♪ オーケストラの音、ソリストの歌に物語がぎっしり詰まっているのを肌で感じることができて、感動でした。同じ空間にいて、合唱の私たちも一緒に空気を振動させることができたのかどうか・・。でも、オケ合わせ、ゲネプロ、本番と、どんどんよくなっていく感じで、一体感を感じられたのはとてもしあわせでした。すみだトリフォニーはいいホールですね。気持ちと音が程よくまとまるような気がしました。
直前の発声で具体的に叩き込まれたいくつかの重要ポイント、特に第一声のHerrの子音、これはかなりうまくいきました。本番のテンションで直前という条件なら、やったことが歌に反映されてうまくいく。これってこれからの可能性でもあり、乗り越えるべき現実でもある気がします。普段の練習でもくらいついていくくらいの意欲と気力があり、練習したことが翌週も実現できて、次の回にも蓄積されていくと、湘南フィルは見違えるようにうまくなることまちがいなしです。マエストロとこれだけの優秀な指導陣に恵まれていて、可能性は限りなくあるわけで、もっと楽しい練習ができそうですよね。本番がうまくいくのはもちろん大事なことですけれど、その50倍くらいある毎回の練習が、もっとたのしいといいなぁと思います。
可能性を開くカギは気力と体力。といってもそんなに大それたことではなくて、歌いに来る人なら誰でも持っている歌いたい気持ち、少しでもうまくなりたい気持ちを、心の中から外に出せばいいんじゃないかなぁ。姿勢を変えてみるとか、いろいろある発声の注意のひとつだけは毎回やってみるとか、そんな身近で小さなことでも、160人が実際にやったらすごい力になりますよね。
音をそろえて同じことをしようとするときの、あの空気の質感が変わるような快感を、練習でもみんなで感じたい。
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