音取り終了

シューベルトの音取りが終了しました。最後のAgnus Dei は、同じ音が続いたり、ソロの模倣だったり、それほど難しくはないのですが、やはり集中力がないとソロのところを歌ってしまったり、p の表示があるのに f で歌ってしまったり。めでたく音取り終了のはずなのに、ちょっと残念だったのは、最後の最後で、全員が揃って新しく言い直しをするというところが一度もうまくいかなかったこと。あの練習パターンでうまくいかなかったということは、集中力というより、何をやろうとしているのか理解できていなかったのかな、とも思ったりしました。ごく単純なことでもふっと思い違いをしていたりして、後から恥ずかしい思いをするなんていうことはありますからね。経験値が豊富だと、思考回路がたくさんありすぎなんていうこともあるし・・自分が気づかないことは、やっぱり指摘してもらえるのがありがたいです。いろいろと補わなくてはいけないことって増えてきます。発声の時間でも、相当相当意識しないと筋肉あがらないし、気を付けて補って、やっとできることをつないでいくと、きっとさらっとできてしまうことより価値や意味が深いのかもしれないです。一度やったことを忘れないとか、今の自分を少しでも変えていくとか、歌を歌うという幸せな時間には、少し緊張感のいるところに意識を上げておきたいですね。

コメント