9月20日(日)
今日は松村先生は(多分、コンクール関東大会の関係か?)お休み。
前半:服部先生、後半:白井先生 のご指導で、「ミサ・ソレムニス」Credo の音取りを行った。
前曲のGloriaは、一通りあたるのに、カルミナ練習と並行であったとはいえ、2ヶ月を要した。Credoはもっと難しいから、さらに時間がかかると思われる、先に先に、サクサクと進めていかねばならない。
相変わらず、高い音程、広い音域、予想外の旋律の運び、思わぬ罠に嵌まりながら、何とかEt incarnatus の前まで、一応、音取り終了した(一応、というのは完璧というのでは無いが、ということ)。
Credo全472小節中、123小節まで、ということは約1/4は、終了したことになるので、「うむ、順調!」と思いきや、おっとどっこい、服部先生のお言葉に拠れば「まだまだ序の口~!」である。
これから先に行くに従って、どんどん難しくなり、Et resurrexit からは、狂気の沙汰と思われる事態となるのだ。
心して、取り組んでいかねば!
今日、最も気になったのは、ソプラノ(だけではないが、特にソプラノに顕著)の、「上がりきらない、ぶら下がる音程」であった。
この曲のソプラノ・パートには、五線を越える音が(Gだけではなく、Aだの、Bだのが)ごく普通~に、当たり前のように出てくる。それらに届かないのと、それ以下の音も悉く低い、というか下からつかまえに行っている感じである。
他人のことは言えず、我々テノールも、歌っている当人は判らないが、他から聴けば多分同じ状況(症状)なのだろうと思う。
服部先生からは、「最高音の一つ前の音をキチンとつかまえて歌うようにしないと、(最高音は)出ないよ。」とアドヴァイスをいただいた。同じことは、発声練習時に斎藤先生もよく仰られる。
それらを、実際の曲を歌うに際して、実践していかなければならないということだろうと思う。
湘フィルが前回「ミサ・ソレムニス」を演奏した、第11回演奏会(2000年5月20日(土)…この時、私は聴衆だった)のプログラムに、鈴木 敬一 神父様の書かれた楽曲解説が載せられており、次のような一節があるので、紹介します。
「…特にアマチュアの方々には、頭の下がるような苦労をしないと、人前で演奏するところまで到達できないと思うので…」
肝に銘ずべきお言葉かと思います。
皆さん、まだまだ序の口です! さらに努力を重ねましょう! よろしくお願いします。
by Sham
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