10月4日(日)
今日は、合唱コンクール・関東大会ご出演で、松村先生と織田先生はお休み。
服部先生ご指導、北野先生ピアノで、カルミナ・ブラーナの練習であった。
いつも、最初から練習するので、後半が薄い、ということで、今日は20番からスタートした。
20番は男を誘惑する妖艶な女のイメージ、22番は後半は居酒屋風のイメージが求められ、それなりに「演じ」なければいけないのだが、今日、最も印象深かったのは、それらよりも、24番の練習であった。
この曲は後半、とても音が高くなり(SopとTenにはHが、Alt1とBass1にはGが出てくる!)、クライマックス~(終曲への)カタルシスを構成するのだが、これについて仰ったことは、
「(高い音が)出ない人が無理して歌っても意味がない。それよりも出る音を歌って、より活躍するほうがよっぽど良い!」
ということで、これがまさに「適材適所」ということだな、と思った。
そして何よりも「目から鱗!」を感じたのは、「大きな声や強い声は要らないから、バッハのコラールを歌うように、この曲を歌ってみなさい」と仰って歌わせられた事である…音が判る!、どういう音(和音)が鳴らなければいけないのか、が認識されるのである。
この曲、ややもすると興奮のあまり「力わざ」に陥り、(和)音的にグジャグジャになってしまう。
そうではなく、キチンと正しく縦の線の音を決めていきたいものである…そのための基本は、やはりコラール!
ダイアモンド・コンサート本番、400人でビシッと(和)音を決めきれば、それはそれは素晴らしいものになると思う。
一層の精進を!
by Sham
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