予測する能力

先週「カルミナ」の合同練習がありましたが、湘フィルでのマエストロの練習は久しぶりでした。「ミサソレ」のCredoをゆっくり目に復習。発声の時間にも、“予測して!!”ということで、斎藤先生が飛び幅の広い音階の練習をしてくださいましたが、その必要性をひしひしと感じました。予測できる、慣れることで、ずいぶん正確に歌うことができますね。というか、予測できなきゃそこへ飛べない音ばかり。ホント大変ですが地道に体に入れるのが王道です。予測するにはまわりを広く見渡すことも必要なのですが、ページをめくるとびっくりの展開だったり、何拍伸ばすのか数えているつもりなのに気が遠くなってしまったり、イロイロ事件が起こります。要領よく、効率よく、抜けるところは上手に抜いて、同じ音は他ののパートに任せたり、あるいはコントラストをつけたり、などという技も身に着けたいですね。なかなか先へ進めないですが、ここはじっくり腰を据えて、体に入れましょう。
クリコンの練習も始まりました。今年で25回目。四半世紀も続いたコンサートには、教会の方々の協力がなくてはならないもので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。昨年の反省に、下を向いている人が多くて残念だったという声が多くありました。プログラムは何回か歌っている曲が多いので、キャロルなどはぜひ顔を上げて歌いたいものです。記念のコンサートにふさわしく、感謝と愛情を込めて。

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