回路をつなぐ

いよいよ音取りも終盤。底意地の悪いというか、これぞベートーヴェンというか、一筋縄ではいかない音形やリズムの連続技がいっぱいです。ひとパートずつていねいに区切り方のポイントやら拍数の数え方やらが手ほどきされるので、ついつい他のパートの楽譜も一生懸命追ってしまいます。号砲を待つ競馬馬のような気分になるところも、音のパターンで3小節、4小節と区切れば安心して待っていられます。こうしていろいろな回路をつないでいくと、脳の中で新しいシナプスができてつながっていくような気がしていいですね。介護をしている身からすると、如何にして脳の機能が壊れないようにするかは切実な問題。名前が思いだせない!なんていうときもそのままにしないで思い出した方がいいとか。あぁ、なのにせっかくその時できるようになったと思っても、後で通してみると入り損ねたりあら~違う音だったり・・・お家でちゃんとさらって、できるようにしておくのが大切です。音の動きだけでなく、楽譜には強弱やテンポの変化やスタッカートやスフォルツァンドやいろいろな指令が書いてあるのでそれも含めて正確にできないといけません。やることが多いほど脳に刺激が行くので、喜んでやりましょう。歌っている方には若々しい方、年齢不詳の方が多いのはそのせいかもしれません。うまく歌えると若々しくなるなんて一石二鳥!ベートーヴェンさんに感謝です。ミサソレでアンチエイジングに挑戦だわ~♪

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